三重大学教育学部では協定大学からの留学生の他に、多くの海外大学から留学生や研究生を受け入れています。ここでは教育学部へ留学するまでの手順と留学に関するいろいろな疑問に答えます。
Q:留学手続きの大まかなスケジュールを教えて下さい。
A:正規生としての留学を希望する場合、以下のようになります。
各種情報入手先
Q:三重大学教育学部には、どのような学科・コースがありますか?
A:三重大学教育学部には4つの課程があり、各課程はいくつかのコースがあります。
Q:教員の専門分野を知る方法はありますか?
A:教育学部のウェブサイトに教員一覧があります。
教員一覧を参考にして自分が研究したい分野を専門とする教員を見つけて下さい。各教員への連絡先もそこに記載してあります。
Q:留学生の出身国は?
A:主に中国や東南アジアの国々です。
これまでに中国、ベトナム、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、タイ、アメリカからの受入実績があります。この中で中国からの留学生が多数を占めます。
Q:留学時の身分はどうなりますか?
A:いくつかの種類があります。
留学生の身分には国費留学生と私費留学生があります。私費留学生はさらに以下の正規生と非正規生に分かれます。
正規生:Q:正規生として留学する場合、どのような資格が必要ですか?
A:日本語能力を証明する資格が必要です。
日本での日常生活だけでなく、授業の日本語が理解できるだけの日本語能力が必要です。
学部正規生として留学する場合には、原則として独立行政法人日本学生支援機構が実施する日本留学試験を受験し、「日本語科目」の得点が240点以上(「記述」は除く)必要です。志望するコースによって受験しなければならない教科が異なります 。
大学院生の場合は次のようになります。
日本留学試験の「日本語科目」の得点を240点以上(「記述」は除く)取得した者(出願年度の3月31日までに取得見込みの者を含む)、または 財団法人日本国際教育支援協会実施の「日本語能力試験1級」を取得した者(出願年度の3月31日までにN1合格見込みの者を含む)。
学部、大学院、いずれの場合も入学手続きをする時にこれらの成績通知書の写しが必要です。詳細については、募集要項で確認してください。
大学院受験の場合には、事前に指導予定教員の内諾を得ておくことが必要です。ただし、内諾を得ることは入学許可を意味するものではありません。
Q:非正規生として留学する場合、どのような資格が必要ですか?
A:指導予定教員の内諾が必要です。
研究生としての留学を希望する場合、事前に指導予定教員の内諾を得ておくことが必要です。ただし、内諾は最終的な受入許可を保証するものではありません。さらに、点数は問いませんが、日本語能力試験を受験しなければなりません。なお、研究生としての受入期間は6ヶ月または1年で、1年間のみ期間延長が可能です。
Q:三重大学に来てから日本語を学ぶことはできますか?
A:できます。
本学の国際交流センターで留学生のための日本語の授業を開講しています。
Q:受験料・入学料・授業料はいくらかかりますか?
A:留学の形態によって変わります。但し、国費留学生はいずれの料金も不要です。
留学形態 | 受験料 | 入学料 | 授業料(年額) |
---|---|---|---|
特別聴講生 | 無料 | 無料 | 無料 |
特別研究学生 | 無料 | 無料 | 無料 |
研究生 | 9,800円 | 84,600円 | 346,800円 |
学部正規生 | 17,000円 | 282,000円 | 535,800円 |
大学院正規生 | 30,000円 | 282,000円 | 535,800円 |
科目等履修生 | 9,800円 | 28,200円 | 14,800円* |
*1単位当たりの金額です。
Q:奨学金制度はありますか?
A:複数の奨学金制度があります。
代表的なものは以下の通りです。
上記以外にも、民間の奨学金制度などもあります。
Q:授業料の減免制度はありますか?
A:あります。
学業が優秀と認められる学部及び大学院の正規生で,経済的理由で授業料の納付が困難な場合には授業料が免除されることがあります。詳細は学生サービス課に問い合わせて下さい。なお、研究生・科目等履修生は免除の対象にはなりません。
Q:住むところはどうなっていますか?
A:三重大学には、留学生用宿舎として以下の3種の宿舎があります。
大学の寄宿舎以外にも、大学の周辺には民間のアパートがあります。家賃は単身用で平均3万円(月額)程度です。
Q:一ヶ月の生活費はどれくらいかかりますか?
A:家賃を除いて、約60,000円近くかかります(2008年度時点)
大学生活協同組合(大学生協)の調べによると、一人暮らしの大学生の1ヶ月の支出は、家賃を除いた平均額は58,500円となっています(2008年度)。
Q:病気になったときはどうしますか?
A:大学に保健管理センターがあります。
学内での急病やけがなどについては、大学の保健管理センターで応急処置を受けることができます。
Q:アルバイトはできますか?
A:決められた時間数を超えない範囲で可能です。
三重大学生活協同組合ではアルバイトの紹介を行っています。ただし、大学生活に慣れていただくため、入学後6ケ月間は原則としてアルバイトは認めていません。
Q:困った時の相談窓口はありますか?
A:いくつかの相談窓口があります。
学生生活全般についての相談: